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東北関東大震災 その②

2011.03.25 10:02|日々のこと

震災から2週間がたった。

イチローは日本赤十字社に1億円を寄付したそうだ。
アルピニスト野口健は寝袋を400個、避難所へ届けていた。
小学生の娘は学校の募金箱に入れるため500円持って登校。
それぞれにできる支援の輪が広がりつつある。
そして私は…といえば、特に何もしていない。
内田樹のブログに、災害時における3つの心得がのっていた。
“寛容”、“臨機応変”、“専門家への委託”である。
“寛容”については、逆に“なぜ寛容でいられないか”を考えてみた。
東京電力や政府のみならず、安全なところにいる人たちの買い占め…などに対する批判が飛び交う。
批判も時には大切だが、こんなにも一致団結が求められている時になぜ?
私が思うに、みんな不安なのではないだろうか?被災者に限らず、日本国中が不安なのかもしれない。
この大震災で不安が喚起され、不安が批判へと形を変えているのだとしたら、
慎みたい、と自分に言い聞かす。
そういえば、家ではやめていたお酒が震災の日から復活してしまっている。
こんな能天気な私でさえも不安なのだ。
“臨機応変”については、是非そうありたいと思っている。便乗値上げなどやっている会社もあるようだが、
それは逆だろう。そんなことで儲けても、きっと大切なものを失ってしまう。
“専門家への委託”についてはまさにそうだと痛感している。
避難所で、自動車整備士の方が壊れた自動車からバッテリーを取り出し、
携帯電話の充電器を作ってみんなに喜ばれていた。
レスキュー隊や医師団は、専門知識をもとに、身を粉にして活躍している。
私には特別な技術も知識もないから、こんな時には本当に無力感を感じる。
支援や復興についても、専門家達の構想に頼るしかない。
技術や専門性が高い人ほど役に立てるということなのだろうか。
安全なところにいる私のような一般人ができることはなんだろう…。
不安に支配されず、日常生活を変わらず送ることぐらいしか残念だが思いつかない。
そうやって日々を過ごすうちに、私にも役に立てるチャンスがめぐってくることを祈りつつ。

東北関東大震災について

2011.03.23 11:19|日々のこと

この度、東北関東大震災により被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げると共に、お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。

あれから10日間、普段はあまり観ないTVで震災関係の報道をよく観ている。
するとこんな場面があった。

30代ぐらいの女性が行方不明の姉の車を見つける。
傍らには、高齢の父親と姉の小学生の息子(この女性にとっては甥)。
消防と警察を呼んで車を切ってもらうと、変わり果てた姉の姿が。

父親と息子は近づけない。女性が代表してご遺体を確認する。
「ギャー、すごい顔。ギャー、お姉ちゃん。」と絶叫。なんとも悲痛な叫びである。
きっと仲の良い姉妹だったのだろう。

神様はいるのかな。こんな辛そうな人を久しぶりにみた。
でも次の瞬間。女性はとてつもなく不安げな表情で立ち尽くす父親と甥の存在を思い出す。
すると、表情が一変。警察官に「見つかってよかった。ありがとうございました。」
と冷静にお礼を述べる。

続けて、「お父さんは年寄りだし、姉の子も小さい。二人とも私が守らないといけないから。」
と一人、警察車両に遺体と共に乗り込み、遺体安置所へ去っていった。

“腹をくくった”瞬間。父親と甥を支えて行く決意をした瞬間。
本当はもっと長い時間、泣き叫んだり、遺体にすがったりしたかったはず。
でも二人のために、こんなにも早く“腹をくくった”のだと思った。


太平洋と共に生きてきたからだろうか。被災された方々は本当に辛そうだけれど、
どこかいさぎよく、しなやかだ。家を流され、肉親を失っても、人間的な暖かさや強さを、
根本的には全然失っていない。